沈黙の王
d0078743_64107.jpg
今日は建材城へ行ってきた。
まず照明関係の所へ。とにかく規模がすごかった。
照明というと、日本ではヤマギワや家電製品店に行くぐらいの自分にとって、かなり刺激が強かった。照明は視覚を刺激するものであり、売る側としては刺激の強いもので特徴づけようとするのだろうが、ほのぼのとし心温まる色を売りとして利用する日本の最近の傾向とは違った、中国の勢いみたいなものを感じてしまう雰囲気だった。これは勝手な解釈であり、照明世界の実情を全く理解していない感想なのだろが…。面出薫さんや石井幹子さんの本などで照明デザインについては若干触れたことはあるものの、まだまだ勉強不足なので、もっと調べてみようと思った。金額の面などで日本よりも普及されやすいと言われているLEDの及ぼす影響などについてもそうである。

その次に向かったのが、扉を中心とする建材売り場であった。階段なども10数段1セットで売ってしまうのには驚いた。きちんと高さも調整できるようになっているのである。そういった建材を見ながら、中国の建設においてCGが重要視されていることがひしひしと伝わってきた。CGのパーツの世界に飛び込んだような気分になったのである。カタログと一部分の素材を見せられ内装を作っていくのと比べれば、庶民的にとって親切な施設だなあと感じた。

そして、パチモンなどの家具が売っている建材城へ。まず驚いたのが、パチモン自体でなく、店員が売り物の家具で昼飯を食べていることであった。もしかしたら売り物の家具ではなく、店員用の机なのかもしれない。しかし、売り場で昼食をとる店員を見て、家具を売る場所として日常に溶け込んだ建材城を感じると共に、中国人の機能重視性を感じてしまった。

その後、紙の店の竹尾に寄ってPaul Andrew設計のオペラ劇場の現場に向かった。途中大雨に降られかなりしょげてしまった。紫禁城や天安門広場の近くという中国(北京)の歴史を感じる場所に巨大なUFOが降り立ったような印象を受けた。そこには卵の優しさでなく、オームの威圧感を感じてしまった。巨大なチタン性ヴォールト天井というカバーがあり、水がある所(?)の下からくぐって中へ入り、中にはオペラハウスにシアターとコンサートホールがあるというような構成だった。自分には、中の一面に張られる赤いプライウッドがどのような大空間をつくりだすのかイメージがつかず疑問の多い現場であった。ただただ、天井が落ちてこないことを祈るばかりである。
[PR]

by uaaworkshop2006 | 2006-08-11 06:48 | ハセガワ


<< 8月11日      青雲はるかに >>