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日本はゆっくり時が流れる
10月13日は東大で、夏休み報告会と称し、UAAWorkshopの報告をしてきました。
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当日は3年生だけでなく学科の2年生も呼んで、30人くらいの前で
第一部 UAAWorkshop
第二部 中国の今
第三部 中国の建築
第四部 僕らが何を作ったか
と分けて、プレゼンしました。

発表会の様子
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反応は良く、かなり「中国」や「UAA」に興味を持ってもらえたようでよかった。
早稲田の方は、なにやらヒルサイドテラスでプレゼンすることになるかもしれません。
また、書きます。
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by uaaworkshop2006 | 2006-10-18 09:09 | ヨコヤマ
建外SOHOの北面道路開通
北京はすっかり秋です。地図を買っても来年は使えないというのは本当のようです。

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十月に入ってこの交差点を含む、SOHO北側に面する道路が開通しました。だらだらと工事が進行し、途中、常設でもおかしくないくらい巨大な(節水を訴える)看板が取り付けられたり、仮囲いをどけて車がぬるぬると入っていったり。そういえば、仮囲いの位置が後退したり前進したり、いちいち不思議がっていては気が持たないくらい色々あった気がします。僕個人としてはSOHOの街区に向かうショートカットとして使ったりしていました。ともかく、完成し信号が取り付けられ、安心して家まで帰ることが出来るようになったことが何よりもいいですね。信号のない三環道路を横断していた頃が、すでに懐かしい。そういえば、こちらに来た初日、どこから渡って良いのか分からず、フェンスを上った覚えがあるなぁ。ありえない、こんな毎日じゃついていけないと思いましたね。

ワークショップで話題として挙がっていた高架下プラザの交差点はSOHO街区の北東で、今回の写真の交差点は南東に位置する。話題としてまとめる時に、高架の位置が高くて物が無いと結構すっきりするんじゃないかという話をしていたけれど、確かにこの交差点は気持ちがよいです。高架下プラザの話題を完成させるまでに魅力的な都市には象徴的な交差点があるものだという仮説を立てました。交差点というのは人が出会うような場所としても見立てられる。一方で、北京には魅力的な交差点がない。そこで、その欠点を補うために北京的な交通事情でもある環状道路と東西貫通道路の主要交差点には必ず左折右折を行わない車のためにバイパスが貫通しているというルールを見いだし、その結果その下の地上交差点にゆるやかな環境がうまれやすくなっていると考えた。高架下プラザの下に載せている写真は、調査の経験的な部分を補うために挿入しています。車・自転車・バイク・歩行者らの動きを見ていると、ぶつからずに混じり合うように行き来している状況を見てきていたので、もう少し地上レベルにおける車の往来を制御出来れば、Daily Installation, Do Inside Yourself, ソトニケーションに見られるような個人レベルの空間展開力を発揮できる下地が完成し、市場が出来たりするのではないかと想像したのですね。このエントリーの一番下のコラージュ写真のような、活気ある中国的な交差点。すなわち「高架下プラザ」になるのではないかとでっちあげたわけです。最後のオチとしては、街区を接続したりすること(次から次へと街を移動できる感覚)を諦めざるえない道路幅が中国的でオーバースケールだなんて話がありますが、都市に対するパッチとして高架下プラザが機能すれば、人が往来するような場所が出来る効果、好循環を生み出せると考えたのですね。新しい概念をモデルとして提示するという脅迫観念みたいな建築家的思考から少しスライドした考え方だと思っています。全体のシステムを変更しなくても、既存のルールを交換するだけで、大きな話題が提供できるんだという夢を語りたかったのですね。成果物はそういうデザインになってますかね?!。即興なりにそこそこだとは思っています。

今後、ワークショップで伝えきれなかった、一歩手前のおしいネタ、その後の北京などをゆっくり加えていこうと思います。ところで、新しく開通した道路の名は?
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by uaaworkshop2006 | 2006-10-04 12:17 | シモン
忘れた頃にやって来る
気がつけばもう十一月、金木犀の香りが漂い秋も深まる今日この頃です。
他のみんなもぼちぼち学校が始まったようで、何気に忙しき日々ですが、その中でも北京での経験を次につなぎ、その内容を広げ、多くの人と共有・深めるために今月東大、早稲田で各大学の人を交えた互いの夏休み国内外報告会を開こう、という話になりました。
ここでは北京、ひいては中国の現状をみんなに知ってもらうと同時に、多くの都市の現状を平行して比較することで新しく見えてくる何かがあるのでは、と期待しています。
多摩美でも是非やってみたいのですが、どうなることやら。目下交渉中。

話は変わって、幾分古い話題になるのですが先月朝のニュースをつけていると、その主なニュースの中に北京が取りあげられていました。
それは何かといえば、オリンピックメインスタジアムの外構が完成し、内部が初めて一般報道陣に公開された、という内容でした。
ということは、私たちが見学したときの状態はほぼ完成形に近かったという事ですね。
ここで気になることがひとつ。実は見学した際に一応説明は受けたものの、「まさかね…?」と思っていた点がひとつあったのです。それは、鳥の巣の上部の鉄骨が一部ぶつ切りにされ、穴が開いたような状態になっていた事。私は「いや、あれはまた後で別に鉄骨を接ぐんだ」と思っていたのですが…TVの映像を見る限りそのままでしたね。資金不足なのか、工期の問題なのか。仕方ないとはいえちょっとショック…
抜くのではなく、見事に途中切断されているため、模型やCGのような籠のイメージはやはり幾分かは失われてしまったような気がします。
まあ、それで構造として成り立つなら、もともと余分な部分だったと言えなくもないのでしょうか。イメージされるものを実際に建築物に落とし込むには、これなくしてはこの建築物は成りえない!と全ての要素に言えなくてはならないのかもしれません。
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by uaaworkshop2006 | 2006-10-03 16:58 | チヒロ
トーキングオブ「陳列様式」
陳列様式の話の前にまず、これの元になったアイデアがあります。
北京の看板は、凄い建築関係のものが多い。それらはみな、それぞれに理想郷を描いていて、ところが勿論違法の小広告と呼ばれる落書きや張り紙がその上に書かれてしまう。
これを表社会と、裏社会からの2重の広告と見て、「デュアルサイン」と呼んでいました。本当に最終段階になってから、これは未来の話につながりそうも無いということで削除してしまいましたが、
そのとき、敷き詰める感覚、空間をとことんまで利用する感覚という方面で発展できないだろうか、という議論があり、この「陳列様式」が誕生しました。

内容についてはテキストで大体言ってるんであまり書くことはないのですが、書かなかったこととして、様式論的見方があります。あまり自信がなく、間違っているかもしれませんが、もともと見る人々に対して語るために都市への影響力を競った様式が、空間にとって変わられ、でもやっぱり機能や形態が重要になってきた、みたいな流れに一石を投じることにならないかなーと思っていましたが、あまりに不確かなので、テキストからは削除しました。あとOMAの北京市に建てる本屋のコンセプト1つに、本屋内部の陳列、閲覧状態をファサードとしてそのまま見せるというのがあるようです。

今後の発展方法としては、開閉式カーテンウォール「呼吸する立面」と絡めて、日々刻々と変化する立面の都市に対する効果は、具体的になんなのか?を分析することや
圧縮陳列、ネットショッピング(カタログ化)、倉庫型、「リアルカタログ」などと絡めてショッピング論へとつなげることも出来そうです。

《製作秘話》
タイトルのロゴは直前までお店に飾ってあるお札のようにしていたのだが、リアルすぎて写真への信頼性が薄れかねないという理由で急遽没になったとか。
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by uaaworkshop2006 | 2006-08-26 19:43 | ヨコヤマ