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ご報告
大変ご無沙汰しております。最近不幸続きの長谷川です。
先月の話ですが、東京JCによる以下の勉強会に出席してきました。


  ・日程: 2006年9月28日(木) 
  ・場所: 国際文化会館 会議室
       講師: 自民党 参議院議員 真鍋 賢二先生
     講演テーマ: 日中友好活動の歴史と現在の日中関係
17:00-      登録開始

17:30-18:00 学生交流報告

18:00-18:30 次年度学生募集に関して

18:30-18:45 休憩

18:45-19:45 講演 参議院議員 真鍋賢二先生

20:00-20:45 懇親会


以上のものは、自分が参加した「国際貢献ミッションinChina 2006」の最終報告会として行われたものでした。「学生交流報告」の中で、このワークショップの報告をしてきました。様々な職業の方々の前で発表したのですが、とても反応が良かったです。


「これって昔の日本じゃん。なつかし~い。」


「この本買いたいんだけど。え!?出版してないの??」


「hand madeって日本でもそうだよ。確かに日本では見えにくいのかなぁ。」


などなど、様々なご意見を頂きました。


そしてそして、昨日、東京大学で四人で報告をしました。
詳しくは・・・田島さん??あれっ違う??とりあえず今日はこの辺で失礼します。
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by uaaworkshop2006 | 2006-10-14 21:58 | ハセガワ
パンダの中にも建築家みたいな奴はいるのだろうか。
流石に今日作業するのは無謀だった。あまり有意義な一日ではなかったような気さえする。唯一の救いは一休の豚しょうが焼き定食が美味しかったことくらいだ。あとUAAは今相当忙しいみたいなんで9/9とか本当に誰か一人でも発表を聞いてくれるんでしょうか。そろそろ自己主張しなくては。

《今日の報告》
10時ごろに北京駅につき、洗濯だけしてから建外SOHOへ。色々データにしてみようとやってみるも、すぐにやる気を失ってしまい、次のデータを作ろうとしてばかり。そんな感じでもう帰っちゃおうかという現在午後9時です。

《今日のまとめ》
別に旅行記を書くために残ったんじゃない。がんばらなくては。
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by uaaworkshop2006 | 2006-09-06 22:23 | ヨコヤマ
上海動物園にもパンダがいたんだってさ。
レムの本は行きと帰りで3回読みました。しかしそこで考えを止めるんじゃなくて、彼を超えていかなきゃいけない。リサーチ=追跡調査=このワークショップ なら、どこで一体差をつけるのか?発表まであと3日ほどですが、まだいい切り口が見つからない。まとめ方、プレゼンの仕方っていうようなところに落ち着くのかなー、と愚考するヨコヤマですが、皆様、夏休みの宿題は終わりましたでしょうか。(っていうか大学にも夏休みの課題ってあったんですね>タシマさん)


《上海の報告》
上海は電車で12時間くらいかかるので、行きは寝台列車(硬臥ってやつ)で行きました。帰りは寝台分の切符が売り切れだったので普通の座席に座って帰ってきました。しかも消灯無し+冷房つけっぱ+赤ちゃん煩い+リクライニング無し+列車遅れて15時間とか何重苦?ああ、ケツが痛いよう。

しかし、上海行きを後悔などは微塵もせず、本当に行ってよかったと思うのでありました。辿った道は以下のとおり。天津のときと縮尺は同じです。端のほうにある線は実ははみ出してるんですがまあ雰囲気を伝えるのが重要でしょう。白が一日目、赤が二日目。気になったので北京の同じ縮尺の地図も出してみました。2環がギリギリ入るか入らないかってところです。
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行ったところは、外灘、東浦地区(開発が盛ん)、新天地、上海老街、人民広場、建材城ですね。お勧めはそんなつまらないことよりも小龍包。3回食べたけど、どれも同じ味でした。とても美味しいということです。外灘は昼行って、夜にも行ったけど、喧嘩してるカップルが居て夜景に感動してる場合じゃなかった。
「私と永和大王のどっちが大事なの!」(と聞こえた。)


《今日の思考》
「で、結局中国をどう感じたの?」
「うーん、エレガント、かなぁ。エレガントっていうのは、えーと、コードともいうのかな、例えばほら、タイルは桂馬飛びに踏まないとだめとか、女の子は須らく自分の右に居るべし、とか。そういう、なんだろう、お互い無事に過ごしていくためにルールっていうのがあるとしたら、その逆、自分が輝くためにエレガントっていうのがあるんだよ。」
「ん、エレガントって何?もうちょっと説明して。」
「えーと、そうだなぁ、俺の弟は花があるテーブルには絶対座りたがらないとか、マルボロじゃないと仕事しない会社員とか。君は絶対テリヤキバーガーのSセット、飲み物はオレンジジュースでしか頼まないとか。」
「ふーん。」
「本当にわかってる?(笑)まあいいや、ともかく中国って言うのは歴史的に長い間厳格な社会主義、ルール主義を強いてきたのは知ってるよね。これが開放政策へと本格的に変わったのが80年代からなんだけれど、これはちょうどアメリカが戦争やら貿易赤字やらでどーも先行きが暗くなってきた一方で日本がバブルに沸いていた、そんな時代なんだ。20世紀を経済と言う観点で語るなら、間違いなくひとつの転換点(アメリカ→グローバル化)になるんだよね。」
「あれ?グローバル化っていうのは、アメリカナイズと同義だ、ってこの間話してなかったっけ?」
「よく覚えてるな(苦笑)確かに今世界で使われているグローバル化にアメリカナイズっていう側面があるのは否定しないけれど、それはまだグローバル化が初期段階だからだよ。時期が来れば、本当の意味でのグローバル化、世界のあちこちで、相互侵食、相互衝突が始まるはずだよ。例えばほら、君の愛するマックは世界に広がったけれど、日本のマックは安売り、新商品開発みたいな日本の外食産業の並みの中で完全に奇形化してしまったよね。ああいうことは今後どんどん増えていくはずだよ。アメリカから来たものだけじゃなく、お互いに、或いはアメリカと関係ない国同士でもね。」
「で、なんの話だっけ。」
「ああ、そう、で、中国のシステムが厳格なルール主義から開放政策に変わって、世界的に見てもあちこちで個々のテンションが高くなったんだ。これがもう中国の人たちにはぴったりだった。かつて孫文は中国人をばらばらな砂に例えて諌めた、ってのはどこかできっと聞いたことがあると思うんだけど、それって凄い当然のことだよね。世界で一番長い間、興亡を繰り返してる多民族国家の人が自分勝手というか、わがままに行動するようになるってのは。だからこの国のオリジナリティー、クリエイティビティーは今、街のそこらかしこに溢れてるんだよ。」
「それとエレガントっていうのがどうつながるの?」
「そうだなぁ、今日俺は靴を買ったんだけど、実は店に入る前から買う靴は決まってたんだ。黒くて先が偏平足仕様になっている靴、って。品揃えを見てから選ぶんだったらルールの下で行動していて、ちっともエレガントじゃないけど、靴に対してあらかじめイメージや要求があると、大分エレガント。中国にはまだあまり成熟したルールがなかったり、個人に権力が集中してるのもたぶんエレガントさに影響してるんだろうね。」
「日本はどうなの?日本人はエレガント?」
「なかなかいい質問だね。実は日本は圧倒的に非エレガントなんだ。ブランドや個性なんかが流行ってるだろう。最高に没個性的だよね。そうじゃなくてももともと国は仲間意識が強いし、規則は従順に守って発展してきた歴史を持ってるからね。なかなかエレガントな国づくりっていうのはうまくいかないと思うよ。まぁ別に悲しいことでもないけどね。」
「良い悪いってレベルじゃないのね。要は国、街、人の方向性の話なの?」
「そう。よくわかってくれたね。リアルカタログを見て、複製変異を見て、ソトニケーションを見て、エレガントを感じたんだけど、そもそもそういったことに限らなくても、男女がずっとぴったりくっついてるのも、人を押しのけて進むのも、路上で腹を出してるのさえも、凄いエレガントだと思うんだ。楽しそうなんだよね、みんな。だから僕には何もかもがポジティブに見えてしまう。そういうわけで中国はエレガントを世界に発信していく国なんだな、って感じがしたよ。」


《今日のまとめ》
で、「私と永和大王のどっちが大事なの!」につながるわけです。


《Today's Tune》
エレガントの怪物/Spank Happy
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by uaaworkshop2006 | 2006-09-06 16:17 | ヨコヤマ
9月は夏です。パンダと勘違いしました。
上海行きの寝台列車の切符が3時にくるという話だったのですがまだこない。

《今日の報告》
遅くおきて、だらだらとSOHOへ。昨日の日記を見て不憫に思った有志の方々から(ジョンさんの)本を借りれたので、読んでいます。面白い。
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《今日の思考》-時間がないので埋めくさ的なもの。
この本は日本のあるジャーナリストが行動、言動、人となりを取材して、書いている。まだ半分くらいしか読んでないけど、とても面白い。(2度目)白井さんの話を聞いて以来ずっと気になっていたレム的思考がその行動を通じて非常に端的にまとめられている。ちなみに同じ人が書いた伊東豊雄ヴァージョンもあって、そっちは前に読んだことがある。だけれど文中でもレムは、自分のように論理で線を引くのではなく発想から引くまったく違ったタイプの人間、として彼を評価している的なことが書いてあった。2通りの人間だけれど、比較すると面白い。二人とも所員におおまかな指示をだすだけ。(ということになっている)そして、常に野心的で、コンペで戦い続ける。そういえばCCTVのコンペではレムと対照的に伊東は非超高層による設計を試みたと、松原さんのお話にあった。どういった経緯、どういった思考でそこにたどり着いたのか、OMAの方は白井さんにお話を伺えたので、機会があったら伊東事務所の人に聞いてみよう。
たぶん凄い影響を受けることになる、というか既に白井さん以前からも影響は受けていたか、漠然とながら同じ考えを持っていて、それが形となってまとめられた珠玉の一冊。

《今日のまとめ》
切符がこない。デモ・クールハーズ。(現在4:45)
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by uaaworkshop2006 | 2006-09-03 17:44 | ヨコヤマ
しーろーのパーンダーは、パンダじゃなくて白熊♪
(CM:前日、9月1日分の日記を遅れてアップしましたのでそちらもどうぞ。)

上海に行くことは決まったのですが、いつ出発になるかは予断を許さないなーと、思っていたら午後9時頃に明日の夜(9月3日)に決定しました。4、5日は上海の人となり、6日の朝に帰ってきます。往復両方「硬臥」の夜行列車で640元の予定也。北京より都市、な上海を見ておけばまぁ、ちょっとは「中国行ってきた」と言えるのではないかとか思うわけです。故宮博物館も例のブチの動物も見てないですけど。
あと近況報告2。ゴンファールーからSOHOに来る途中にあったハンバーガーショップ、服屋、焼肉屋(三千里というお店。特徴は凄い頻繁に網を代えにくること。)が「折」されるみたいで、閉店になってました。全然思っても見なかった展開で、なんだか怖いです。
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《今日の報告》
日焼けが気になったので(嘘)外出は午前中はちょっとだけ国貿のデパートとその付近を見て、夕方にまたちょっとだけ建外SOHOの東の辺りの小道を見ただけ。
それ以外はオフィスで上海計画とこれまで撮った写真の検討などをしていました。とにかく一回考えを纏めておかないと話が浅くなりすぎると実感。

《今日の思考》-本を読まなくては。
「輝く都市」も「錯乱のN.Y.」も「ラスベガス」も読んだことないのでは、言葉に力が篭らない。言葉を出そうと思っても的外れなノイズにしかならないと、考えている。とりあえずはインターネットで他人の書評や引用なんかを使いつつごまかすわけだ。(そういえば「輝く都市 郊外」についてはN氏がうちの教授よりも信頼度がある、とグーグルが申しておりました。おめでとうございます。)
でもそれは本当にごまかしにしかならなくて、早く自分のものにして、自分の解釈で戦わないと、自信が持てないし、だから勝ち目なんてありはしない。でも読みたい本があるっていうのは建築に限ったことではなくて実はまだ「巨匠とマルガリータ」も「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」も「焦点のカン七万」も読んだことない。読むべき本は既に読みきれないほどあるのにどうして早く読み出さないんだ?という苛立ちが最近は募るばかり。DVDとか見てる場合じゃない。っていうか一ヶ月以上もまともに本読んでないなんて多分小学校以来はじめて。悶え苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵。

ヨコヤマの叔父の話をしよう。というのは久しぶりに彼のブログ(「はじめの日記」)を見たからだ。彼は芸大を何年か受験して、諦めて工事現場の人となり、しかしまたついこないだの5月から文学を始めた中年……いや、青年。文学を志してからは、英語も(多分だけど)全く出来ないのに、ブラジルへ一ヶ月文学修行へ行ったり、今日ブログ見たらまた今度はロシアに一ヶ月行ってきますと書いてあったりで、凄い行動力だよなぁ、と感心する。ヨコヤマもそういうところに影響されて中国に来たのかも知れない。とにかく、刺激を求めて、言葉は通じなくとも何とかなるはず、という希望的観測。実際はUAAのスタッフは日本人の人も多いし、筆談にすればコミュニケーションも極々僅かに取れた。
しかし、間違いなく一番影響されたのは、読書は必要だ、ということで色々彼からは本を借りて読んだ。筒井康隆も浅田哲也も借りまくった。彼の仕事は現場での肉体労働者で間違いないのに、どうして本と格闘していたのか。多分、人と話すときの力、言葉の力が欲しかったからではないだろうか。何も考えずに仕事をしたって上手くいくはずがない。考えた物事は、伝えなくては意味がない。ヨコヤマは彼を尊敬している。どこにいようと、自分のやりたいことを明確に言語化し、それに邁進する行動力に。

もう一度繰り返すなら、「読むべき本は既に読みきれないほどあるのにどうして早く読み出さないんだ?」

《今日のまとめ》
他人のブログなんか読んでる場合じゃない。と、閲覧者に喧嘩を売る新しいスタイルのブログ。
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by uaaworkshop2006 | 2006-09-02 00:25
長春にパンダは…
いよいよ北京を去る日が近づいてまいりました。

予定を変更して一ヶ月と一週間ぐらい北京にいたのですが、数多くの貴重な体験をすることができました。UAAの方々をはじめとして、ワークショップで協力してくださった方々にお礼申し上げます。

では長春へ行ってきます。
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by uaaworkshop2006 | 2006-09-01 20:48 | ハセガワ
パンダの秋
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9月になりました。区分的には一応秋ですか?まだ暑いですけど。今日一日歩きましたが北京でも秋っぽい!などと感じることは全然無かったですね。街を歩くと相変わらずお腹を良く見かけるのでした。

《今日の報告》
未だ北京市でSOHOより東にいったことがなかったので、今日は東へ進みました。四恵(東4環)で降りて寄り道しつつ2駅分(東5環まで)。その後終点の土橋(東6環)まで電車で行って、そこらへんを軽く見て回りました。
そこから市内へ戻って、世安里の秀水街を冷やかして4時過ぎにSOHOへ戻りました。秀水街はお客は皆外国人(含ヨコヤマ)でびっくりしました。完全に観光地です。
夜は明日から長春へ愛でたく旅立てることになったハセガワ君の送迎会で火鍋に行きました。ビザの期限はちゃんと確認しようね!

《今日の思考》-波状矩形的思考。

2環の中は四合院。
大きい通りにはオフィスビル。
小さい通りには商店。
2環の外は普通のレンガの家。
大きい通りには巨大な集合住宅。
小さい通りには商店。

「2環の外」を意識する。そこに矩形はあるのか。街区毎の開発、街区ごとの集合住宅がより鮮明になったそこは、街区同士の差が激しい。時期が来れば全域的に開発されるのだろうか?いや、既に老朽化も始まっているように見えた。だから今後はエネルギー的に有利な建て替えの可能性を考えることも重要になってくるだろう。
しかし、実際一番強く感じたのは4環より外に出ても、まだまだ都市が続いていることで、正直意外だった。3環辺りと同じように集住と、レンガの家と、市場がある生活が営まれていた。北京は広いが、かなり良い密度で広がっているというわけだ。同時多発的開発は、中心部を外れても、しっかりと行われていた。
今後どういう風に変化していく、或いは残っていくのだろうか。

《今日のまとめ》
疑問形は一見頭良さそうに見えるけど決定的に良くない。
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by uaaworkshop2006 | 2006-09-01 00:23 | ヨコヤマ
パンダは東京よりも大阪に多いんだって。
メンバーが4人居たときからなんですが、実は作業中にもフリーセルをやるようになってはや50戦以上しました。はまり易いんですね。麻雀止めてから前なら絶対しなかったような小ゲームを結構やるようになってしまいました。ちなみに勝率は90%以上です。だからどうした、といわれても困りますけど。

《今日の報告》
午前中は建国門駅からまず、北京古観象台(天体観測所)を見てから2カン沿いを南方へぐねぐねと、迷いながら、迷って、迷って、歩きました。
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最終的に生活に関わるものを何でも扱う感じの市場についたのでお昼をそこで買って食べ、建外SOHOへ戻りました。
午後は写真の整理と今後の予定、最終発表のイメージ作りをしました。今のところ、9月9日の発表は写真をぱっぱっぱっとお見せして、考えていることを話すスライドショー形式になると思います。あとそれまでに一度上海行きたい……

《今日のまとめ》
それよりも早く帰ってDVD(富豪刑事)みたい……
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by uaaworkshop2006 | 2006-08-31 21:07 | ヨコヤマ
ハセガワ君、軍事博物館にはパンダいなかったの?
昼くらいにMさんが天津の写真見せてってこっちの部屋に来ました。
珍しいこともあるもんだと思ったけど最終的には結局そういうことだったのかって分かって妙に納得したヨコヤマです。(意味不明な文章ですいません。)

《今日の報告》
日本に持って帰る写真を選びました。
あと面白地図作成、14現象でどれをするかの検討など。

《天津旅行のまとめ》
天津の街の大きさは、昨日の天津地図の範囲が2カンにすっぽり入るくらいです。今知りました。結構狭いですね。街の中心を川(海河という名前です)が流れていてその北側に天津駅がありますが、建物に関してはヨーロッパのように新市街、旧市街という区分はあまりないようです。しかし河の南側にある解放北路だけは別格で、ここには銀行、保険会社、投資会社などがヨーロッパの様式で建てられたビルに入居していました。天津を歩いていると非常にしばしばヨーロッパの様式の建物を見ますが、軒を連ねているのはここだけでした。市内は商業関係の建物がほとんどで、河岸に工場が少し。気になったのは通信系の会社が多く、空を見上げるとビルの上につけられたアンテナがぽつぽつ目に入ってきます。
交通状態は、街の狭さを反映してか北京よりもだいぶ自転車が多いように見受けられました。道路の広さは同じくらいでも、2カン、3カンのような生活に絡んでくる高速道路がないのもそれを後押しします。特徴的なのは、3輪車はほとんど走っていなくて、代わりに自転車の2割くらいが電気自転車なことでしょうか。橋が生活の中に出てくるからと思われます。念のため付け加えておくと、日本のような激しいアップダウンは北京と同じく、皆無です。

まずは、「高架下プラザ」から書いていきます。
天津には高速道路が無いのですが、代わりにホニャララ立交橋という立体交差点が何箇所かあります。大通りの車の流れを潤滑にするためですね。結果として出来ているものは、「高架下プラザ」と同じような感じです。市の南西に有る八里台立交橋を見てきました。かなり大きかったです。
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天津は北京に比べると一年のうちで青空が広がる日は多く、黄砂もぐんと少ない(それでも増加傾向らしいですが)ので、日差しを避けようという意思の表れか、高架下には人がたむろしていました。北京ではこういった高架下で非道路の箇所はほとんど駐車場か駐輪場に使われていることを考えると驚きです。一部には畑になっているところさえありました。スペースの有効利用ということを考えたときに、北京のように消極的に使うのではなくて、もっと積極的に、交通の要所、人と人の交流の場として捉える天津的使い方には更なる発展を引き出す余地があるように感じました。無論そうしたときには駐車場、駐輪場の確保という問題を解決せねばなりませんが。

次に、天気の話が出たので「スモークアイランド現象」についても簡単に触れておきます。
晴れの日が多い上に歴史的観光名所がほとんどないため、天津では「スモークアイランド現象」は観察されないと思われます。ただ、黄砂よけ?のためになにがしかのネットをヘルメットのようにしてかぶる女性を散見しました。今は黄砂のシーズンでもないし、北京では話しに聞いただけで見たことがなかったのでちょっと感動しました。何故ネットをかぶっていたのだろう?
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同様に「波状矩形」、「Gridded Flontier」も天津にはないと思われます。
道路は確かにグリッドで引かれているところもありますが、ほとんど全ての地域でその規則は乱れているし、街を囲む道路も河の影響で綺麗な矩形とは程遠い。なにより古い民家は四合院ではなく、レンガの色がそのまま出た2階建ての建築(勉強不足で何と呼ぶのか分かりません)でした。これはこれで一研の価値が在りますが……
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逆に「折ズム」、「複製変異」、「ソトニケーション」、「Daily Installation」は全く共通に見えました。

天津の都市計画は異国情緒をテーマに掲げているようでしたが、目指す都市の形が違っていても当然折は使われていました。建物の複製に関しては、若干北京よりスケールダウンし(開発している街区が小さい)、サッシも共通な団地が北京よりも多いかな、という程度です。店をほったらかして中国将棋をするさまは北京と同じ。

「流浪するシステム」はちょっと事情が違っていました。
というのは、街の中でごくまれに分別を促すゴミ箱を置いた通りに出会うことがあったからです。もっとも基本的には人の手による分別が行われるようで、最終的なペットボトル集積場も市内で2箇所見ました。

「DoInsideYourself」,「HandMadeCity」、「どうして引越しするの?」は今回確認できませんでした。しかし「DoInsideYourself」は確かにお金持ちの家ではやっていると聞きました。

「リアルカタログ」、「陳列様式」は、天津の街の雰囲気と相まって非常に面白かったけれども、結論を言ってしまうと基本的には北京とあまり変わらない気がしています。
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初日に大胡同というところに行きました。そこは建材城と建材城の間、住宅と住宅の間に露天が並ぶというすさまじいところでしたが、そこで繰り広げられる風景は北京のお店と同じ。差異化の果てにアイデンティティーを探すならば、普通のデパートや繁華街を見る必要があるのかな、とさえ思ってしまいました。

《14現象について今のところの印象》
今回のワークショップは、「追跡調査」を掲げているので、なるべく早く扱うテーマを絞らなくてはいけない。その際基準になるのは、「新しい視点、独自の視点を持っているか」「21世紀的、北京的、都市を作る指針を提示できるか」「ヨコヤマが扱えるか(知識と調査方法について)」あたり。多分「どうして引越しするの?」「流浪するシステム」は扱いづらく、「スモークアイランド現象」「複製変異」はあまり有効な指針とならない気がする。
……もうちょっと良く考えてからにしよう。

《今日のまとめ》
そうこうしているうちに2週間の内の4分の1が終わっていた。
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by uaaworkshop2006 | 2006-08-30 22:38 | ヨコヤマ
天津の水上公園にもパンダがいたんだってさ。
えー昨日と今日の二日間は予告どおり天津に行ってきました。回ったところは地図で見ると分かる人には分かるかも。白い線が一日目、赤が二日目で、タクシー乗ったところは書いてません。方針は只管闇雲歩行しつつ、見るべきところは見るというくらいです。つまり何も無かったということですね。
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ひとつひとつ解説していってもしょうがないので羅列的に説明してしまうと、見たなかで有名どころは、古文化街、大胡同、鼓楼、南市食堂街、小白楼街、解放路、南開大学、テレビ塔、南原百貨店。名前が分からないデパート、商店街も結構入った。食べ物はローカルな食堂、露天、KFCとMac(珈琲だけ)、天津駅前で包子(肉まんのこと。天津発祥)あたり。買い物は靴下、ズボン、財布、DVD。泊まったのは「友宣の家」っていうホテル。意味無くダブルベッドでした。
肝心の北京との比較とか14現象はどうだったか、の様なワークショップ的な話は明日まとめますので、2日間の出来事はダイジェストで。

《2日間の報告》
・ルイヴィトンの財布が10元だったよ事件。 
そのまま。日本に持ち帰れない気がしたので代わりに同じ値段の別のブランドっぽい財布を買いました。こっちはかっこいいロゴとかは無くって「まんもののイタリ皮」って書いてあるだけですが。

・もてもて事件
百貨大楼の近くでコーヒー飲んでたら日本語ビジネスを勉強してるお嬢様に声かけられた。「今晩家に来ませんか?」って誘われたけど我慢すること山の如し。
そのあと初めて女性ドライバーのタクシー拾ったら普段1.5元ずつあがっていくところが6元ずつな上にお釣り誤魔化されそうになってしまいました。
総じて女性にもてた一日目でした。

・テレビ塔は嫌いだよ事件
二日目にテレビ塔行ったら上に行くエレベーターが50元だったから貧乏なヨコヤマは上れませんでした。で、泣きながらアイス買ったらいつものアイスが5元(つまり5倍)で、また泣きました。高いものは嫌いです。

《今日の思考》
〔どうしてゆっくりと流れる第九はこんなにも綺麗に聞こえるのだろう?ヨコヤマは天津から北京への列車でとりとめもなく考えた。〕

天津に来て、最初に感じたのは異国文化と自国文化が融合した中国の街並みだ、ということだった。正確に言うとそれは来るまでのイメージを補強しただけにすぎない。街を歩き、異国様式と中国的建築とがはっきり別れているのを見て、融合した町並みなんてのはあまり重要でもないし、事実でもないと思った。街にあったのは、北京と変わらない、いや、もっと分かりにくい中心レスな風景だった。
2日間ずっと天津の中心を求めて、不動点を探して、いた。多分それは具体的な地域や出来事ではないだろう。仮にそういうものが指摘されるとしても、それはきっと中心となる「文化」の象徴のはずだ。天津文化とは、何か。どこにあるのか。探していて、最後に天津駅でふと気づいたことがある。
この国には文化的風景は、ない。

〔列車の前の席に座った若いカップル(と推測される)は、真剣な顔つきで新聞を読んでいた。しかし、不意に携帯電話のけたたましい着信音によって彼らの勉強時間は終わった。〕

この国の人は、真面目だ。多分世界的に見ても相当上のレベルで真面目だと思う。伝統を重んじ、権威を尊重する。彼らが4000年(だったり5000年だったり3000年だったり)の中で培ってきた文化もやはり素晴らしいし、誇るべきものだろう。でも、そういった文化ではない文化の話がしたい。中国にはセックス、ドラッグ、宗教、ギャンブル、トランス、etc...ら、世界での言語が共通な文化は少ない。開放政策以降、旧来の文化(音楽や絵)は、海外のものと混合し進化することはあまりなく、海外に追随している現状もある。真面目すぎて遊ぶ暇が無かったのか、自分たちのものを大切にしたのか、ともかく文化は今変わりつつあるわけだから、止めたりせずになんとかその中で方向性を見定める必要があるのは確かだ。

そういった現状を思考すると、既に同じ状況を経験し、疲弊してしまったことがあるアジアの都市の名が浮かんでくる。東京。そこもまた、開放政策によって文化がなくなってしまった都市だ。町内に必ずひとつあったという寄席は完全に姿を消し、銭湯という様々な言葉や文化を生んだコミュニケーションの場は衰退しきってしまった。東京の若者はディスコナンバーとカクテルの名前しか知らない。地下には外国人ばかり。文化は、文化の中心は、ない。(あるいは「存在しない文化」のカウンターカルチャーとして地方都市を取り上げる?-のは後日)

建築も世界で言語が共通な文化のひとつといえる。ラーメン構造は世界中普遍的に見られるし、コンクリートは多少の差はあれ安価で安定だ。

〔列車は減速し、エーデルワイスがゆっくりと流れる。そして、メロディーを遮って中国語と英語で到着を告げるアナウンスが。〕

世界共通な文化は、地域性を獲得することがあった、いや、あるのだろうか?
敵はあまりに巨大で、しかも洗練されている。そもそも地域性を獲得する必要はあるのか、楽しければ、面白ければよいんではなかったのではないか、そういった疑問すら生まれてくる。しかし文化を創らなければならない。これは単に使命だ。もっと小さいアートだったら個人の沈思黙考でそれは為されただろう。しかし、今考えているキャンパスは都市だ。
個性的な文化を、都市で可能にするには、主体の使命感が必要なようだ。まずはその切実な感覚を個人が持つこと。そして設計者たちが共有すること。東京では失敗してしまった、文化が見出される都市はそこが出発点である。

《今日のまとめ》
「東京」を考えてみる必要がある。
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by uaaworkshop2006 | 2006-08-30 01:41 | ヨコヤマ